敏感肌さん必見!医学博士が教える「セラミド」の最新知識と化粧品選びのコツ

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セラミドは「ただの保湿成分」じゃない!

セラミドは、ヒアルロン酸や天然保湿因子(NMF)のような単なる保湿成分とは一線を画す存在とされています。もちろん保湿にも関わっていますが、もっと大切な役割があるんです。

肌のバリア機能を守る要!

セラミドは、肌の最も外側にある「角質層」で、外部刺激から肌を守る「バリア機能」に欠かせない成分です。

肌の細胞をレンガに例えるなら、セラミドはそのレンガ同士をしっかりとつなぎ合わせる「セメント」のようなもの。この「セメント」が不足すると、肌の水分が失われやすくなり、外部からの刺激にも弱くなってしまいます。敏感肌で悩む方がセラミドを補給することは、単なる保湿以上の意味があると言われています。

皮膚の角質層の構造とバリア機能を示した図

セラミドの種類はどんどん進化している!

「セラミド配合なら何でも潤う」と思われがちですが、実はセラミドの研究は急速に進んでいます。ひと昔前は7種類程度と考えられていたヒト型セラミドも、今では数倍〜数十倍もの種類が見つかっているんですよ。

数字からアルファベットへ!セラミド表記の今昔

かつては「セラミド1、セラミド2…」といった数字で表記されていましたが、研究が進むにつれて「セラミドNP」「セラミドEOP」など、構造に基づいたアルファベット表記が使われるようになりました。これは、セラミドの多様性が明らかになった証拠と言えるでしょう。

2008年の報告では12種類とされていたヒト型セラミドも、2020年や2022年の報告では30種類以上が確認されています。さらに微量なマイナーセラミドや新規型の発見も進んでおり、「〇種類」と断定するのが難しいほど、その奥深さが明らかになっています。

化粧品選びのキーワードは「マルチセラミド」

肌の表皮には、本当に多様な種類のセラミドが存在しています。だからこそ、肌のバリア機能をしっかりとサポートするためには、単一のセラミドだけでなく、多種類のセラミドをバランスよく補給することが大切だとされています。

特に、セラミドEOPやEOSといった「アシルセラミド(長鎖セラミド)」は、バリア機能の安定化に重要な役割を果たすと言われています。市販されている化粧品には、比較的多い「メジャー」なセラミドが中心に配合されていますが、多様なセラミドを配合した「マルチセラミド」製品が、これからの化粧品選びのキーワードになるでしょう。

プロが教える「失敗しないセラミド化粧品」の選び方5つのポイント

セラミド化粧品を選ぶ際は、以下の5つのポイントをチェックしてみてください。

  • ヒト型セラミドか?

  • マルチセラミドか?

  • セラミドEOPやEOSが入っているか?

  • ラメラ構造か?

  • 細胞間脂質の黄金比率か?

これらのポイントを押さえることで、ご自身の肌に合ったセラミド化粧品を見つけやすくなるはずです。

監修者紹介

本稿は医学博士の髙岡幸二氏によって監修されました。

白衣を着て眼鏡をかけたアジア系の中年男性

髙岡幸二氏は、神戸大学卒業後、元神戸大学バイオシグナル研究員や元奈良女子大学非常勤講師・バイオテクノロジーの研究員として活躍。化粧品や健康食品の開発に携わり、2024年10月にはサンエス石膏株式会社のグループに参画しています。

もっと詳しく知りたい方はこちら

セラミドについてさらに詳しい情報は、以下のサイトでチェックできます。

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