ガラスのような透明感と優れた実用性
日本ポリプロ社が開発したこの高透明PP樹脂は、透明部材の曇り度合いを示すヘイズ値が従来のPPと比べて大幅に低減されており、非常に澄み切った透明性を実現しています。これにより、化粧品そのものの美しさやブランドの世界観を視覚的に表現できるようになります。

さらに、PP素材ならではの軽量性と耐久性も兼ね備えており、容器としての強度を保ちながら内容物をしっかり保護し、品質を維持します。また、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの透明樹脂に比べて軽量であるため、輸送効率の向上やCO₂排出量の削減にも貢献します。DHCは、これらの特性に注目し、中身の美しさを伝えつつ品質を安定的に保てる化粧品容器として、この新素材の採用を決定しました。
新素材の3つの特長
1. 日本ポリプロ社の独自技術による高い成形性と透明性の両立
日本ポリプロ社の独自メタロセン触媒技術により、従来のPPよりも複雑な形状への成形性が向上しています。また、格段に高い透明性を実現しており、化粧品容器に求められるデザイン性や内容物の視認性にも対応できる材料特性を持っているとのことです。この技術は、プラスチックの分子構造を細かくコントロールすることで、透明度が高く品質の安定した樹脂の製造を可能にするものです。
2. 内容物の蒸発を防ぐ水蒸気バリア性
PP素材が持つ低い水蒸気透過度により、内容液の蒸発を防ぐ効果が期待できます。水蒸気透過度はPETと比較して約1/4、PS(ポリスチレン)と比較して約1/20と、非常に高いバリア性能を発揮します。

3. 内容物との接触に対応した耐薬品性
化粧品成分との接触を考慮した素材選定と容器設計がされており、内容物への影響にも配慮されています。PP素材そのものが持つ優れた耐薬品性により、高い安全性と品質安定性を実現し、製品の品質維持に役立つ容器づくりが進められています。
DHCは、ビューティとヘルスケア領域での取り組みを通じてウェルビーイング経営を目指し、お客様の健康と幸福に貢献することを使命としています。これからも安全・安心で品質にこだわった商品とサービスを提供していくとのことです。
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