夏の肌トラブル、実は乾燥が原因だった!驚きの調査結果
7割以上が夏でも肌の乾燥を実感
「夏場(6〜8月)に肌のつっぱりや乾燥を感じることはありますか?」という質問に対し、「よく感じる」「時々感じる」と回答した人が合わせて73.7%にものぼりました。夏は汗や皮脂が増えるため乾燥しないと思われがちですが、多くの人が乾燥症状を自覚していることがわかります。

「インナードライ」って何? 正しく知っている人はわずか4人に1人
「インナードライ」という言葉、聞いたことはありますか? 調査では、「聞いたことはあるが意味は曖昧」が41.7%と最も多く、正確に理解している人は26.3%にとどまりました。言葉の認知度は高まりつつあるものの、その意味まではまだ浸透していないようです。

インナードライとは、肌の表面は皮脂でべたつくのに、肌の内部(角質層)の水分が不足している状態を指します。見た目はオイリー肌に見えるため、乾燥に気づきにくく、誤ったスキンケアで悪化しやすいのが特徴です。
現代人の8割以上がエアコン環境で長時間過ごしている
1日のうち、エアコンが効いた環境で過ごす時間を尋ねると、なんと84.0%もの人が「6時間以上」と回答。「10時間以上」と答えた人も38.7%と最多でした。現代人の多くが長時間、乾燥した空気にさらされている実態が浮き彫りになりました。

夏の保湿ケア、もしかして足りてないかも?
夏の保湿ケアについて尋ねたところ、「さっぱりタイプの化粧水のみ」という回答が37.3%で最多。「特に保湿ケアはしていない」人も14.7%いました。合わせて5割以上の人が、十分な保湿ケアができていない可能性があります。夏のべたつきを嫌って保湿を控える傾向が、インナードライを悪化させる要因になっているのかもしれません。

夏の肌悩み、「テカリ・べたつき」の裏には乾燥が潜む?
夏の肌悩みで最も多かったのは「テカリ・べたつき」で31.7%でした。しかし、これはインナードライによって肌が水分不足を補おうと皮脂を過剰に分泌している可能性も。その他、「毛穴の開き」や「肌荒れ」も乾燥によるバリア機能の低下が一因である可能性が示唆されています。

皮膚科医が解説!夏のインナードライ対策のポイント
皮膚科医の髙桑康太医師は、「夏の肌トラブルの多くは『見えない乾燥』、すなわちインナードライが根本原因となっているケースが非常に多い」と指摘しています。表面的なべたつきに惑わされず、肌内部の水分量を意識したケアが重要とのこと。
エアコンの除湿機能により、室内の湿度は40%以下まで低下することも珍しくありません。肌のバリア機能を担う角質層は、適切な水分量が維持されて初めて正常に機能します。エアコン環境下では肌からの水分蒸発が増加し、角質層の水分が奪われます。すると肌は防御反応として皮脂を過剰に分泌し、「夏なのにテカる、でもつっぱる」という症状を引き起こすのです。
インナードライを見分けるサイン
ご自身の肌がインナードライかどうか、以下のサインでチェックしてみましょう。
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洗顔後、肌がつっぱるのに時間が経つとテカる
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毛穴が目立ち、ファンデーションが崩れやすい
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肌のキメが粗く、ゴワつきを感じる
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スキンケア製品がしみることがある
夏のインナードライ対策のポイント
髙桑医師によると、夏のインナードライ対策には以下のポイントが大切です。
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化粧水は「さっぱり」でも必ず乳液で蓋をする:化粧水で水分を補給したら、乳液やクリームでしっかり「蓋」をして水分の蒸発を防ぎましょう。
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セラミド・ヒアルロン酸配合の保湿剤を選ぶ:肌のバリア機能をサポートする成分がおすすめです。
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室内に加湿器を置くか、濡れタオルを干す:室内湿度を50〜60%に保つことが理想的です。
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こまめな水分補給(1日1.5〜2リットル目安):体の内側からも乾燥対策を。
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洗顔は1日2回まで、ぬるま湯で優しく:洗いすぎは皮脂を取りすぎてしまい、逆効果になることがあります。
こんな症状が出たら専門家へ相談!
適切な保湿ケアを続けても症状が改善しない場合や、赤み、かゆみ、皮むけ、湿疹などが見られる場合は、皮膚科への受診を検討しましょう。インナードライを放置すると、慢性的なバリア機能の低下から、肌荒れや大人ニキビの悪化、敏感肌化、シミ・しわのリスク増加につながる可能性もあります。
夏の肌は、見えない乾燥に悩まされていることが多いです。正しい知識とケアで、健やかな肌を目指しましょう!
アイシークリニックでは、皮膚科・形成外科の専門医療を提供しています。肌質診断から個別の治療プランまで丁寧にカウンセリングを行っています。診療予約は以下のリンクから承っています。
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