20業界を対象にAI回答を大調査!
Optyino.aiは、2025年9月6日から2026年7月15日までの期間に取得されたAI回答を分析しました。対象となったのは、「ダイレクト型自動車保険、どれがおすすめ?」「セブ島に留学したいときにおすすめのエージェントを教えて」といった、商品やサービスのおすすめを尋ねるプロンプト40件。金融・保険、住宅・ハウスメーカー、留学・語学学校、美容・コスメなど、20もの幅広い業界が対象となりました。
全体では6割の回答で口コミに言及
分析の結果、34,074件のAI回答のうち、60.0%にあたる20,439件で、口コミ・レビュー・評判への言及、または口コミ系サイトのURL引用が確認されました。AIは、本文中で口コミに触れるよりも、URLを引用する形で口コミ情報を参照する傾向が少し強いみたいですね。
口コミ重視率、業界によって大きな差!

今回の調査で最も注目すべきは、業界ごとの口コミ重視率の大きな違いです。AIモデルや月ごとの数値を均等に加重平均した「業界口コミ重視率」を見ると、1位の金融・保険がなんと94.5%!これはほぼすべての回答で口コミが参照されていることを意味します。一方、最下位の不動産は15.0%と、その差は79.5%にもなります。
上位には、金融・保険に続いて住宅・ハウスメーカー(81.6%)、家電(77.6%)、留学・語学学校(77.1%)、美容・コスメ(68.8%)といった業界が並びました。契約や購入の失敗コストが大きいものや、比較検討に時間をかけるような商品・サービスを扱う業界で、AIが口コミを重視する傾向が見て取れます。
反対に、ジュエリー・アクセサリー(27.6%)や不動産(15.0%)といった下位の業界では、物件情報や写真、実店舗での確認などが判断材料になりやすく、口コミの重要度が低いと考えられます。
11位〜20位の結果は、以下のリンクから確認できますよ。
AIモデルによっても口コミ重視度は変わる!

AIモデル別に見ても、口コミ重視度には差があることが分かりました。確認できた3つのモデルのうち、Grokが84.2%と最も口コミを重視する一方、ChatGPTは41.2%にとどまり、両者の間には43.0%もの差が見られました。
また、Claudeは口コミ重視率自体は中位ですが、引用した回答内のURLに占める口コミ系URLの構成比は8モデル中最高の20.6%でした。これは、Claudeが他のモデルとは異なる方法で口コミを扱っている可能性を示唆しています。
同じ金融・保険業界でも、Gemini・Grok・Google AIモードの3モデルが口コミ重視率100.0%に達する一方で、ChatGPTは71.3%という結果に。このように、同じ業界内でもAIモデルによって傾向が異なるため、口コミ対策を考える際は、自社がターゲットとするAIモデルの傾向も考慮することが大切ですね。
プロンプト単位ではさらに大きな差が!

プロンプト(AIへの質問文)単位で見ると、さらに大きな差が見えてきます。「ダイレクト型自動車保険、どれがおすすめ?」というプロンプトでは99.3%とほぼすべての回答で口コミが参照されるのに対し、「渋谷でおすすめの家具付き賃貸をおしえて」というプロンプトでは8.1%にとどまりました。その差はなんと91.2%にもなります。
同じ不動産業界の中でも、家具付き賃貸が8.1%だったのに対し、マンスリーマンションは22.5%と、用途によって口コミの参照され方が異なることが分かりました。そのため、口コミ対策の優先順位を判断する際は、業界の平均値だけでなく、実際に想定される質問の文脈まで踏み込んで考えるのがおすすめです。
3位〜5位、38位の結果は、以下のリンクで確認できますよ。
この調査から何が分かるの?
今回の調査から見えてくるのは、口コミ・レビュー情報への依存度が、その業界の性質と強く結びついているということ。高額な商品や失敗できないサービスを選ぶ際には、AIも第三者の評価を重視する傾向があります。
例えば、金融・保険や住宅・ハウスメーカーのように口コミ重視率が高い業界では、口コミ系・比較系サイトの評価を定期的にチェックすることが重要でしょう。逆に、不動産のように口コミ重視率が低い業界では、物件情報の鮮度管理や正確なデータ発信を優先すべきと言えそうです。
また、AIモデルによって口コミの重視度が大きく異なるため、自社の主要な情報流入源となるAIモデルの傾向に合わせて、対策の優先順位を調整するのが賢い選択かもしれませんね。
Optyino.aiってどんなサービス?

今回の調査を行ったOptyino.aiは、生成AI時代のブランド露出を可視化・最適化するGEO/AIO/LLMOプラットフォームです。ChatGPTやPerplexity、Geminiなどの生成AIで、自社ブランドがどのように言及・引用されているかを分析し、企業が「AIに選ばれるブランド」になるための改善アクションをサポートしてくれます。
AI検索時代における新しいマーケティング指標を提供してくれるので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね!
調査データの引用について
本調査データを引用する際は、「株式会社Wallabee/Optyino.ai」および元記事URLの記載をお願いします。


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